各省庁から税制改正要望が出そろいました
各省庁から、財務省(地方税は総務省)へ平成30年度税制改正要望が出そろったようです。
↓財務省リンク
http://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2018/request/index.htm
↓総務省リンク
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/h30_youbou01.html
気になるのは、金融庁が要望している「上場株式等の相続税に係る見直し」、「死亡保険金の相続税非課税限度額の引上げ」ですが、前回見送られています。金融庁の担当官のお話を聞いたことがあるのですが、そのときの個人的な印象ですが、本気度はちょっと・・。今回もどうでしょうか。
あとは、厚生労働省が要望している「医療法人の消費税の取扱い」や「特定医療法人・社会医療法人の認定要件の見直し」、「個人開設医療機関の相続税の軽減措置」、
経済産業省が要望している「事業承継税制の見直し」でしょうか。
これから年末にかけて、官邸と自民党税制調査会を中心に、税制改正議論が本格化し、
例年ですと、12月には与党の税制改正大綱が公表され、来年春の税制改正の内容が決まります。
これから大綱発表まで、日経朝刊を中心に、税制改正情報をフォローして、
随時、ツイッターに投稿して行こうと思います。